【私的考察】YouTuberヒカル「オープンマリッジ宣言」について

さて、今回はちょっとした時事ネタで語ってみたいと思います。

ユーチューバーのヒカルが、妻・進撃のノアと一緒に出演した動画で「オープンマリッジ」を宣言したことが大炎上していますね。

ヒカルについて

2013年、YouTuberとして「Hikaru Games」というチャンネルを開設し、活動を開始。
もち前のトーク力と発想力を生かし、メインチャンネル「ヒカル(Hikaru)」を開設し、活動の幅を全ジャンルに広げる。
お金を派手に使った「爆買い」動画や、超高級品を購入すると言った「金持ち動画」などが話題を呼び、2022年現在 チャンネル登録者数は約474万人を抱え、名実ともに国内トップクラスのYouTuberへと上り詰めた。

※2025年時点で、今回取り上げた事件前はチャンネル登録者数は約507万人

引用:avex【UPSTART】

動画内でヒカルはこう説明しました。

「夫婦がお互いの合意のもとで配偶者以外の異性との性交渉や恋愛関係を認め合う結婚の形を指します。これを僕たちは今後、掲げて夫婦生活を続けていきます。安心してください。離婚ではないです」

ゆい先生

さて、これがどういった意味・意図を持つのか。
オープンマリッジとはそもそもどういう状況なのか。
世間の声も含め、私的考察をしていきたいと思います。

目次

オープンマリッジとは何か?

オープンマリッジ(open marriage)とは、夫婦が双方の合意のもとで外の異性との関係を認め合う結婚の形のこと。

要は「結婚しているけれど、外で恋愛してもいいし、他の人と寝てもいい」とルールを共有している状態なわけです。

読者

え?それって浮気というか不倫というか、そういうことだよね?

ゆい先生

まあ普通に考えたらそうなのですが、オープンマリッジなんて言葉がある時点で、浮気・不倫とは若干テイストが異なるんですよね。

オープンマリッジと浮気や不倫との大きな違いは、隠れてやるか、お互いに認め合っているか、という部分にあります。

普通の浮気や不倫は隠れて行う裏切り行為ですが、オープンマリッジは「堂々と外で異性と関係を持っていい」と契約している点で一応は正当化されています(笑)

ただ法律的に見てどうか、というのは最後に補足しますね。

ゆい先生

オープンマリッジは、海外では浸透しつつあるエリアもある一方で日本では馴染みが薄く、ただの浮気・不倫を言い換えただけって感じでとらえられるのが普通です。

オープンマリッジは1970年代にアメリカの社会学者の夫婦が提唱した婚姻関係で、実際書籍も出版されています。

ヒカルの「オープンマリッジ宣言」炎上の経緯と詳細

それではここで一度、今回の騒動についてわかりやすく整理してみたいと思います。

炎上の経緯

今回の炎上は、ヒカルが妻・進撃のノアと共にYouTube動画に出演し、「オープンマリッジ」を宣言したことから始まりました。

ヒカルは動画内でこう説明しています。

「夫婦がお互いの合意のもとで、配偶者以外の異性との性交渉や恋愛関係を認め合う結婚の形を指します。これを僕たちは今後、掲げて夫婦生活を続けていきます。安心してください。離婚ではないです」

要するに、離婚はしたくないが「外での恋愛や浮気も楽しみたい」という自らの考えを、公然と表明したのです。

妻・進撃のノアの反応

夫にオープンマリッジ宣言をされた配偶者の反応、気になりますよね。

結論から言うと、動画に一緒に登場した妻・進撃のノアは、この発表に即座に拒否する姿勢を見せたわけではありませんでした。

彼女はこう語っています。

「私の中では『は?何言ってるんだろうこの人』っていうよりかは、なんか『なるほど』みたいな。謎に私はこの人と結婚してよかったって思い始めて」

さらにノアは続けました。

「自分だけがちゃんとしてて、ヒカル君だけが、わー!みたいに遊んでます、みたいなんやったら、嫌やけど、私も遊んでて、みたいな。お互い同じことしてるなら、同じ土俵なら、全然なんでもいいって思ってて」

つまり、表面的には「自分も同じ条件なら構わない」という立場を取ったのです。

世間の反応

しかし(当たり前ですが)この宣言に対する視聴者の反応は冷ややかでした。

世間の声

「これはノアちゃんかわいそう…」
「ノアちゃんの顔がひきつってるよ」
「チャンネル登録を解除しました」
「6年以上のファンですけど今回の内容はさすがに引きました」
「結婚したのなら婚姻のルールは守るべき」
「お金を稼ぐ能力は一般の人より高いかもしれないけど、人としての大切な何かを欠落してる」
「宣言すれば、浮気も許されると思ってる神経が理解できない。」

※Yahoo!ニュースコメント欄より抜粋

一部ではヒカルを擁護する声もありますが、まあ少数派ですね…。

この騒動の発端となった動画の再生回数は335万を突破し大きな注目を集めましたが、その代償としてチャンネル登録者は507万人から491万人に激減。

翌日公開されたヒカル単独での追加説明動画も244万再生を記録しましたが、炎上を収めるどころかさらに波紋を広げました。

オープンマリッジと今回の騒動に関する私的考察

今回の騒動に関して、個人的にまず言わせてもらいたい。

「オープンマリッジ」とかいう横文字でごまかしてるけど、中身はただの浮気の正当化なのでは…。

ヒカルは「離婚はしたくない、でも浮気はしたい」と正直に言ってしまった。

それを「合意の上だから大丈夫」と装っているだけです。

ゆい先生

でもね、本当に愛している相手にそんな提案、普通はできないと思うんですよね。

相手を大切に思っていたら、他の人と関係を持っていいなんて口が裂けても言えない。

だから世間の多くが「愛してないからこそ言えるんだろ」と突っ込んでいるわけですよね、私もそう思います(笑)

それと個人的には、妻のノアさんの「私も遊んでいいならいい」なんてセリフ自体、既に夫婦関係の破綻がちらついてると思ってます。

オープンマリッジなんて聞こえは新しいけど、実際にはこんな展開になるのが目に見えています。

  • 片方が遊びまくり、もう片方は内心傷ついて不公平感を募らせる
  • 「合意」と言いながらどちらかは無理して我慢している
  • 最後は嫉妬や不信感で破綻する

世界的に見ればオープンマリッジが浸透しているエリアもあるようですが、今の日本では世間的に見てもかなり厳しいのが現実ではないかと。

今回の騒動について私がヒカルに対して抱いた感想は一言、あさはかだな…って感じですね。

おまけ:法律から見たオープンマリッジの落とし穴

ヒカルは夫婦で合意しているから大丈夫、と宣言しましたが、日本の法律はそんなに単純ではありません。

まず、結婚している以上、民法では夫婦に「貞操義務」や「協力・扶助義務」があるとされています。

つまり(当たり前ですが)他の人と関係を持たないことが前提。

どれだけ合意していると言ったところで、片方が後から「やっぱり嫌だ」「傷ついた」と感じれば、それは不法行為や離婚原因として認められる可能性があるんですよね。

同意したから何でもアリではなく、その同意が社会・法律の枠組みに照らして妥当かどうかという部分が、法律で考えると重要なわけです。

同意すればなんでもアリってなっちゃえば法律の意味ないですしね(笑)

ゆい先生

結論!「オープンマリッジ」という言葉できれいにまとめようとしてるけど、これはただ浮気・不倫を正当化しているに過ぎないあさはかな言動

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

夜の世界で数多くの恋愛模様を見てきた経験と、恋愛心理学の学びを掛け合わせ、恋に悩む人へ“気づきの処方箋”を届けています。
優しく寄り添いながらも、ときに毒舌で本質を突く
それが私の診察スタイルです。

コメント

コメントする

目次